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映画『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』公式サイト制作

三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー作品 映画『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』公式サイトデザイン © Shinichi Takai

テレビで『赤毛のアン』を見ていた頃、アン・シャーリーは同世代だった。 彼此30年、マシューやマリラの気持ちまで、感じられるようになっている。
「ワシ達の方で、あの子の役に立つかも知れんよ。」と云う台詞には、ゾクゾクッとさせられる。

にしても、さすがに高畑勲監督自身が、劇場版として再編集されたもの。 よくある世界名作劇場をまとめたたものとは違う。

孤児院から、「グリーンゲーブルズ」(カスバート家)に引き取られてきたアンが、自分の居場所を見つけていくまでを丁寧に描き、ひとつの映画となっている。 場面設定・画面構成は、宮崎駿監督。

何度も繰り返して再生しながら作っていると、不思議な程「アンのため」と作業に没頭してしまう。「e」の付いている方の「Anne」が、傍にいるような感じだ。
さらに、「そうさのぉ。」と云ってみたり、語尾に「だもの。」を付け、独り言を口にしたりする始末。

この作品は、これまで一度も正式公開に至らなかった、知られざる作品。
テレビで見ていた方には、劇場で「あなたのアンに、また会える。」好機。

「楽しもうと決心すれば、たいてい いつでも楽しくできるものよ。」

映画『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』を世に出す際に、己に何か出来ることがあった事は、嬉しいでも、感謝でも、感激でも、云い足りない気持ちだもの。

2010年7月17日より。