映画『バッタ君町に行く』公式サイト制作
1930年代、唯一ディズニーに対抗しえると云われた フライシャー兄弟(『ベティ・ブープ』『ポパイ』シリーズ)の最後の長編作品『バッタ君町に行く』が、ニュープリントにて上映されることとなり、公式サイトを制作させて頂きました。
エコという言葉が、本末転倒にも関わらず、商売道具に使われている昨今、この時代の映画による問題提起は、今を生きる人間として、恥ずかしくもあります。
日本のエコロジーは、南方熊楠から在りました。
明治政府が作った国家神道により、全国で伐採された鎮守の森。
国策を大義名分とする利権から、自然を守ることこそがエコ。
それは、生態系どころか、歴史・由緒・景観を金とする、まさに神狩なのだから。
洪水や害虫被害の原因ともなる自然破壊阻止こそ肝要。
日本四季の風景、里山、お国柄、失ってしまうと取り戻せない。
地球温暖化と云う、安易な言葉に騙されてはいけない。
所詮、エネルギーや食料の奪い合い。
環境問題解決に貢献出来るのは、人々のエゴの極みである、人口爆発の阻止くらい。
後にゴミとなり自然に還らない人工物を増やすことに対して、エコを冠する金の亡者。
何かをキッカケに、買い換えてもらおうって発想は、世界はどうあれ、この国の商道に反する。
例えば、近江商人の掟、「三方よし」。
売り手、買い手、世間 にとって、良いもので無ければ、商売とは云えないのだから。
自然は、畏れ、敬い、学び、調和するもの。
人間なぞに、壊すことはできようとも、本質的な解決や修復は出来ない。
さらに、此の映画は不運にも、1941年暮れの真珠湾攻撃の直後に公開された作品。
その影響で興行がふるわず、経済的な理由によりフライシャー兄弟はスタジオを去る事に…。
と、まぁ、そんな事も考えてしまいましたが、ミュージカル・コメディな楽しい映画で、当時の技術で、どう作ったのだろう?と、思うような見所もあります。
映画の上映は、2009年12月19日から、渋谷シネマ・アンジェリカ他で順次公開予定。
