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映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』公式サイト制作

Production I.G 神山健治監督作品 映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』公式サイトデザイン © Shinichi Takai

神山健治監督による『攻殻機動隊』シリーズ。

「笑い男」の『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』(全26話)、「個別の11人」の『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(全26話)、そして「傀儡廻」の『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society』(長編)。

此度、シリーズ三作目となる長編が、3D立体視作品として劇場公開決定、依頼を請ける事に相成り候。

映画の公式サイトは、世界観を表現するため、様々な演出を行いたくなるもの。 時に、過剰になりがちで、ユーザーがスキップしたくなるサイトも実際多い。 Flash 多用、大きな画像で作るのが、当たり前の風潮。

然れども、 Adobe と Apple が喧嘩して以降、iPhone や iPad で Flash が動かない状況が継続。 HTML5 も、各ブラウザの足並みが揃うのか過渡期。

モバイル端末での閲覧比率も増加する中、スマートフォンに限っても、世界的には Android が勢力を拡大しているが、此の国は、既に iPhone が普及してしまっている。

フルHD解像度対応モニタが店頭に並ぶ一方、アクセス解析では 1280*758 が、まだ多く存在。

其処で、状況を逆手に取り、敢えてスタティックに描き、より多くの環境に対して、ひとつのソースで提供するよう設計。

モバイル端末は、アプリでの操作性で差別化も図るであろう。 ネットは広大だからして、すぐに新しいサービスが、一般化しうるかも知れない。

然らば、サイトはシンプルに、外部サービスに対する拡張性に特化させ、その後に備える。
もし、少佐なら、そう考えたのではないかと。

以前、攻殻風のインターフェイスに似せ、OS風サイトを作った衝動もあり、公式に素材を使える好奇。 Flash で、忠実に再現したい気持ちを抑えるは、難。 が、あくまでも公式ウェブサイトは、映画の為の存在。

電脳化したかのような視点で展開する、新感覚の3D映画なのだから、劇場で体感していただくのが本義。

2011年3月26日より。 新宿バルト9他、全国ロードショー。